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土田プロに聞いちゃえ!(9)特別開講ツッチーアカデミー vol.3

秋葉原「雀友倶楽部」にて開催されている
土田浩翔プロの麻雀アカデミー。

http://www.mahjong-club.net/janyu/academy/index.html

今回は特別にマンツーマンで受講させていただきました!(^_^)v
特別開講ツッチーアカデミー

(前回の続き)

土田:放銃しない秘訣の続編です。相手の捨て牌から「サンショク」と「イッツー」を見破りましょう

児嶋:ほぉ・・・

特別開講土田浩翔プロの麻雀アカデミー 練習問題3

次の捨て牌を見て、三色や一通を狙っている捨て牌はどれか?チェックしてみましょう。(○印はツモ切り牌、牌の下の数字は場に出ている枚数で、無印は生牌です)※すべて東場の親の捨て牌で、ドラは伍萬です。

A
土田:サンショクかイッツーはありそうですか?

 
 
 
 
(みなさんも考えてみてください!)
 
 
 
 
 
 
児嶋:これは・・・ちょっと判断できないですね

土田:そうですね。タンピン系の捨て牌ではある。でもサンショクかイッツーかとなるとちょっと判断できません。
次はどうでしょう?

B
土田:サンショクかイッツーはありそうですか?
 
 
 
 
(みなさんも考えてみてください!)
 
 
 
 
 
 
児嶋:索子のイッツーかな?

土田:おお、正解です。こういう捨て牌のときはよく「5索切り」のリーチが来るので、スジだからって「2索や8索」をカンタンに捨てちゃダメですね

児嶋:(うんうん)

土田:あとは萬子にも気をつけて

児嶋:萬子?・・・どうしてですか?

土田:7萬を捨ててますからね。つまり8萬や9萬の待ちもありますけど・・・とくにドラの5萬をまたぐ「3―6萬」には注意してください。「ピンフ・イッツー・ドラ1」のヤミテンってよくあるじゃないですか

児嶋:なるほど!ヤミの満貫は痛いですねもんね~
特別開講土田浩翔プロアカデミーの問題を解くアンジャッシュ児島
C
土田:サンショクかイッツーはありそうですか?
 
 
 
 
(みなさんも考えてみてください!)
 
 
 
 
 

児嶋:上のサンショクかな??

土田:そうですね

児嶋:でもスピード感はない。もうちょっと時間がかかりそうな感じが・・・

土田:はい。でも警戒はしておいた方がいいです。なぜなら「手出し」が多いから

児嶋:そっか・・・。なるほど!たしかにツモ切りは1回だけですもんね

土田:そう。捨て牌に加えて相手の気配にも注意を払いましょう。
・・・次は?

D
土田:サンショクかイッツーはありそうですか?
 
 
 
 
(みなさんも考えてみてください!)
 
 
 
 
 
 
児嶋:これはないと思うんですけど・・・

土田:それがあるんですね ~

児嶋:ええっ?

土田:まぁあくまで可能性ですけど・・・これは「456」のサンショクです

児嶋:シゴロ!?これが・・・

土田:「2筒1筒」とペンチャンを落としてからの「6筒切り」。おそらくこの6筒はダブリ牌の処理でしょうね。「566」か「667」から1枚外したと

児嶋:はい

土田:そして「8萬」の出が早いことに着目してください。これだけ早いということは、おそらくドラの5萬を使ったメンツがあるんだろうなと。なぜならスジの外側の牌は切りやすいですからね

(注:手牌の中にスジの牌がある場合、ロスにならない外側の牌は切られやすい。例えば5と8があったとしたら、そこにたとえ6や7を引いてもロスにならないため、8の出が早くなる)

例)五八②②③⑥⑧135東東中 6
五八②②③⑥⑧135東東中 6

土田:では5萬まわりのターツがあるとして・・・「4萬5萬」と持っているのか?あるいは「5萬6萬」と持っているのか?この判断ですが・・・たぶんこの捨て牌だと「458」と持っててからの「45残し」ですね。なぜなら、もし「568」と持っていたらこんなに早く8は切れませんから。7を引いての連続系があるからね

児嶋:すごい!なるほどなー

特別開講土田浩翔プロアカデミー

土田:さぁ次は索子の切り出し順です。実はこれが一番の問題なんですねぇ。
捨て牌をもう一度よく見てください
D

土田:いいですか。5索を先に打って、ニ巡後に2索が出てきています。この切り順でよくあるパターンは「23」もしくは「78」と持ってる

児嶋:そうですね

土田:でも少し2索を引っ張った感が気になります。おそらく手の中は「556」、4はなくて、「223」あるいは「23」とあったんじゃないかと。要は「2356系」のカタチが想定できるんですね。
だから「456のサンショク」はじゅうぶんにあるかなと。メンツ構成からいって

児嶋:へぇ~!そうなんだ・・・

土田:ヤミテンには注意ですよ。「4―7萬」は通るけど「3―6萬」は危なそうです

児嶋:え!?・・・これ4―7萬は通るんですか?

土田:まだ通しやすいですね。やっぱり「5萬6萬8萬」と持ってたら、まぁ先に1筒の方を切りそうなもんですから

児嶋:そっか・・・

土田:いずれにしても「手牌を中へ中へと寄せている捨て牌」なんで注意が必要ですね。「ロン」と声がかかったらかなり高そうです。
・・・さ、次でラストです

E
土田:サンショクかイッツーはありそうですか?
 
 
 
 
(みなさんも考えてみてください!)
 
 
 
 
 
児嶋:123のサンショク?

土田:正解。でもあんまりコワイ捨て牌じゃありません。基本はノーマークでいいでしょう

児嶋:なぜですか?

土田:捨て牌が「偶数牌」ばかりだから。こういうのは弱い捨て牌なんですよ。たしかに手役は狙ってるけど・・・でもちょっと受け気味に打っていそうな感じ。だから警戒するのは次に強い牌が出てきてからで大丈夫でしょうね

児嶋:へぇ~!もう「へぇ~」としか言えないわ(笑)
僕ぜんぜん読みは勉強できてなかったんですね・・・(汗)
土田浩翔プロとアンジャッシュ児島

今回はここまで!
次回からテーマが変わりますよ~。
更新をお楽しみに!

<ノーレート競技麻雀サロン「雀友倶楽部」@秋葉原>
土田浩翔プロの麻雀アカデミー。
http://www.mahjong-club.net/janyu/academy/index.html


<今回のゲスト:土田浩翔プロのマージャン戦術書>

こじもガッツリ読んでます(^_^;)

土田プロの本 児嶋も読んでます


「トイツ王国の王子様」こと土田浩翔プロ。誰もが認めるチートイツのスペシャリストです。「逆にピンフのことはなんにもわかりません・・・」とは本人談。何もそこまで言わなくても(笑)
麻雀が強くなれることはもちろん、読み物としても非常に面白い一冊です♪


↑「最強麻雀」と銘打たれていますが・・・そうなんです、最強なんです。なんであんな意味不明な打ち方で勝てるの?(失礼w)
「麻雀は人智を超えたゲームだ」と豪語する土田プロ。この人には一体何が見えているのか・・・?


実は子供のころからお父さんの影響で「ブー麻雀」に明け暮れたそうです。あの摩訶フシギな麻雀の原点は「チー・ポン」だった!
近年は赤入りの影響もあり、「鳴き仕掛け」の良し悪しが大きなウエイトを占めています。読むなら今。知っといて損はなし!