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土田プロに聞いちゃえ!(10)特別開講ツッチーアカデミー vol.4

秋葉原「雀友倶楽部」にて開催されている
土田浩翔プロの麻雀アカデミー。

http://www.mahjong-club.net/janyu/academy/index.html

今回は特別にマンツーマンで受講させていただきました!(^_^)v
土田浩翔プロ

土田:今回は「仕掛け」のトレーニングです。とくにマイナスしているとき、ツキの状態が悪いときの局面。どこがポイントになるでしょうか?

児嶋:・・・スピードですか?

土田:「初動」なんですよ

児嶋:初動

土田:仕掛けるにしても「どこから動くのか?」これが一番大事なんですね

特別開講土田浩翔プロの麻雀アカデミー 練習問題4

次の手牌と条件を見て、仕掛けを入れる手牌はどれかを考え、その初動部分と打牌を答えてみましょう(字牌はすべて生牌です)

(一) 東3局親番・5巡目・ドラウーソウ ▲8,000

練習問題1

土田:東3局の親番。マイナス8000点。どこからチー・ポンしますか? そして何を切りますか?
 
 
 
 
 
(みなさんも考えてみてください!)
 
 
 
 
 
 
 
児嶋:え・・・。これ「東ポン」「發ポン」からじゃダメなんですか?

土田:ダブ東だけはやめた方がいいですね

児嶋:えー!(笑)

土田:まぁまだ満貫を一発放銃しただけだから、そんなに悲観しなくてもいいんですが・・・
でも用心の意味もこめて「ダブ東」だけは控えた方がいい

児嶋:でも他の牌から鳴いちゃうと「ダブ東」なんでずっと出てこない気がするんですけど・・・

土田:そこなんですが、自分の思いと他の人の手の進行具合というのは意外に違うものなんですね。とくにツイてないときは

児嶋:・・・??

土田:経験ありませんか?ツイてないときほど想定外のことが起こりやすい。また普段の常識が当てはまらない

児嶋:ありますね

土田:たしかにこの手で「2萬チー」から入ったらダブ東なんて一生出てこない気がします。でも!こういう動きを入れることによって相手の手が進み、つい前のめりになる。結果、ダブ東がポロッと出てしまう。そういうことがよくあるんですね

児嶋:へ~

土田:一番いいのは「2萬チー」か「9萬チー」です

(初動の理想形)
初動の理想形

初動の理想形2

土田:次善策として「發ポン」ですね。ただしダブ東だけはダメだと

児嶋:でもですよ、たかだかまだマイナス8000じゃないですか。そんなに慎重になる必要ありますか?

土田:たしかに微妙です。でもこの手をダブ東から仕掛けて、もしも「不発」に終わった場合。そのときがコワイんですよ。これは間違いなくどん底まで落ちますから

児嶋:あー。なるほど・・・

土田:だから用心の意味もかねて、安易にダブ東からの仕掛けは控えましょうと。せめてイチ鳴きは止めて2枚目から鳴きましょうと

児嶋:なるほどね!な~んか納得しちゃうんだよな~

土田:ふふふ(笑)

土田プロの練習問題を解くアンジャッシュ児島

(二) 南1局親番・6巡目・ドラローマン ▲10,000

問題2

土田:南3局の親番。マイナス10000点。これはさっきのより「位置エネルギー」がずっと低いですね。さぁどこからチー・ポンしますか? そして何を切りますか?
 
 
 
 
 
(みなさんも考えてみてください!)
 
 
 
 
 
 
児嶋:本当ならドラ表示牌の「5萬のチー」からだけど・・・急所から鳴いちゃダメなんですよね?ツキがないから

土田:そういうことですね

児嶋:じゃあ「2筒チー」とかは?

土田:いいですね~その仕掛け。または「5筒チー」「8筒チー」も正解ですね

児嶋:おおーよかった!当たった

土田:そのときの打牌は?

児嶋:え?

土田:実はこの問題は「鳴いた後に何を切るのか?」がポイントなんです。
2筒チーの後に何を切りますか?

児嶋:(続きがあったんかい・・・)

【ツッチー流 何切る問題】

南1局 親番・6巡目 ドラ:六 ▲10,000
→2筒をチー。その後の打牌は?
ツッチー流 何切る問題

 
 
 
 
 
(みなさんも考えてみてください!)
 
 
 
 
 
 
児嶋:いや6索しかないでしょ

土田:6萬!

児嶋:はぁ!?ドラ!?

土田:はい、ドラを切りましょうね

児嶋:はははは!・・・はぁ~あ、ぜってぇー当たんないわ(笑)

土田:(笑)

アンジャッシュ児島

児嶋:もう~ヤダよ~。なんでドラなんて切っちゃうんですか

土田:ドラを切ることでアガリがあるからなんですね。ここで6索を切るのは普通じゃないですか。ね?だからダメなんです。今は普通じゃないから。位置エネルギーが低いから

児嶋:マジかぁ・・・

土田:マジですね(笑)ちなみに初動はなんでもいいですよ?さっき言った「258筒のチー」それから「25索チー」「8萬ポン」なんでもOKです。要は1巡でも早く動けってことです。そして1巡でも早くドラを手放すこと。これは位置エネルギーが低いときの鉄則ですよね

児嶋:いや~マジですごいですね。徹底してますね、逆打ちが

今回はここまで。
次回も仕掛けトレーニングの続編です。ついて来れるかな!?w

 
 

<ノーレート競技麻雀サロン「雀友倶楽部」@秋葉原>
土田浩翔プロの麻雀アカデミー。
http://www.mahjong-club.net/janyu/academy/index.html


<今回のゲスト:土田浩翔プロのマージャン戦術書>

こじもガッツリ読んでます(^_^;)

土田プロの本 児嶋も読んでます


「トイツ王国の王子様」こと土田浩翔プロ。誰もが認めるチートイツのスペシャリストです。「逆にピンフのことはなんにもわかりません・・・」とは本人談。何もそこまで言わなくても(笑)
麻雀が強くなれることはもちろん、読み物としても非常に面白い一冊です♪


↑「最強麻雀」と銘打たれていますが・・・そうなんです、最強なんです。なんであんな意味不明な打ち方で勝てるの?(失礼w)
「麻雀は人智を超えたゲームだ」と豪語する土田プロ。この人には一体何が見えているのか・・・?


実は子供のころからお父さんの影響で「ブー麻雀」に明け暮れたそうです。あの摩訶フシギな麻雀の原点は「チー・ポン」だった!
近年は赤入りの影響もあり、「鳴き仕掛け」の良し悪しが大きなウエイトを占めています。読むなら今。知っといて損はなし!