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瀬戸熊プロに聞いちゃえ！（６） 卓上の暴君！クマクマタイムの誕生

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児嶋：クマクマタイムっていつ生まれたんですか？

瀬戸熊：最高位戦さんのタイトルで「發王位」というのがあるんですが
その第１４期大会で生まれました

児嶋：へぇ～

瀬戸熊：決勝卓が１日６回戦の勝負だったんですが、
僕は最初から３連続ラスだったかな？ひどいことになって（笑）
逆にある一人のプロが３連続トップをとったんですよ

児嶋：うわ・・・もう終わりじゃないですか（笑）

瀬戸熊：ほんとですよ（笑）
休憩中に「このあと何すればいいんだよ～」って嘆いてました

児嶋：（笑）

瀬戸熊：でも、後半の３回戦を３連勝して、逆転で優勝したんですよ

児嶋：はぁ！？いやいや・・・え、漫画じゃないっすか。
３ラスから勝っちゃったんですか？？

瀬戸熊：はい。それがもとで、片山先生の漫画に出してもらって、「暴君」っていうあだ名がついたんです

児嶋：・・・暴君？？

瀬戸熊：ツイてるとぜんぶ無茶苦茶いくから暴君

児嶋：はははっ！（笑）

瀬戸熊：実は僕は、麻雀を始めたころから
「麻雀ってここはカンタンだな～」って感じる部分があったんですよ

児嶋：なんですか？

瀬戸熊：ツイてる時間を維持することです

児嶋：へぇ～

瀬戸熊：マージャンは調子いいときは簡単だなと。何打っても当たらないし、相手が何しても自分のいいように転ぶ。
よく初心者の人がベテランに勝っちゃうパターンですね

児嶋：ありますねーそういうの

瀬戸熊：じゃあ、そんな最強の状態を「作為的」に作れないものかと。
そのテクニックを見つけて、麻雀に注入するようになったんですね

児嶋：ほう・・・

瀬戸熊：そしたらとくに親番で爆発することが増えて・・・
それを見た視聴者の皆さんから「クマクマタイム」っていう名前をつけてもらったんです

児嶋：そうだったんですかー。
ちなみにそのクマクマタイムを「作為的に作る方法」って教えてもらえたりします？？

瀬戸熊：わかりました

児嶋：おおっ！

（つづく）

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基本的な構えから、卓上の暴君と化す「クマクマタイム」の作り方まで。
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