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瀬戸熊プロに聞いちゃえ！（７） 必見！クマクマタイムの作り方！

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（前回のつづき）

児嶋：ちなみにそのクマクマタイムを「作為的に作る方法」って教えてもらえたりします？？

瀬戸熊：いちばんのポイントは「手順」なんです

児嶋：手順・・・

瀬戸熊：４人の中で自分の態勢がいちばん上だと感じたら、とにかく「手順」に忠実に手を進めること。相手からリーチが入ろうが、鳴きが入ろうが関係ありません

児嶋：例えばどんなことですか？

瀬戸熊：例えば、字牌はちゃんと合わせます。
自分の手に「白」「發」「中」とあったとしますよね。
そこに他家から白が二枚切られました。人によってはここで「白が安全牌になったから残しておこう」と考える人がいるんですね

児嶋：はい・・・。それがダメなんですか？

瀬戸熊：ダメです

児嶋：どうして？？

瀬戸熊：白、白と切られたら、自分もここで切るのは白なんです。
これが「正しい手順」です

（例）

⇒二枚切れの白を残して中を切らないこと！これが手順！

瀬戸熊：他にも、「ペンチャン」＋「孤立の字牌」がある場合。
「どうせあとでこのペンチャンは捨てるんだから、安全牌の字牌を残して、先に切ろう」と考える人がいます

児嶋：はい・・・。よくあることだと思いますが・・・

瀬戸熊：でも、ツイてるときはこのペンチャンを引っ張るんです。
たとえ危険に思えても！

（例）

⇒この手から８筒や９筒に手をかけない。孤立の北をツモ切るのが手順！

児嶋：なるほど・・・。
でも例えばここに、相手からリーチが来たとしますよね

瀬戸熊：はい

児嶋：こっちは手を広げすぎたせいで安全牌はありません・・・。危なくないですか？

瀬戸熊：危なくありません

児嶋：いや危ないじゃないですかっ（必死）

瀬戸熊：いえ大丈夫です。
それはただ「テンパイまでの速度」が相手が早かっただけです。アガリは絶対に自分の方が早い。だから無視します

児嶋：えー！ 出ましたね暴君！！

瀬戸熊：ははっ（笑）

児嶋：いやー、なんか意外でした。そんなことを考えながら打ってるんですね・・・。
「ツイてるからどうせ何してもアガれるだろう」じゃないんだ。
かなり繊細な作業が必要なんですね・・・

瀬戸熊：とにかく「手順」だけは守るようにしてください。
あとはツモ筋を変えないことですね。変に鳴かないことも大切ですよ

（つづく）

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