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土田プロに聞いちゃえ!(4) オカルトと呼ばないで!

土田:児嶋さんは「ツキ」の存在って信じてますか?

児嶋:めちゃめちゃ信じてます

土田:素晴らしい。じゃあその日の自分の状態はどうやって見てます?

児嶋:まず卓に座って何局か打ってから判断しますね。配牌とかツモとか裏ドラののり方。だいたい2~3局ぐらいの間に

土田:なるほどね。でもこれってマージャンじゃ当然のことですよねぇ?

児嶋:ま~僕はかなりオカルト寄りなので・・・

土田:ああっ!今オカルトって言った!児嶋さん惜しい・・・。実に惜しいです

児嶋:何がです?

土田:あともうちょっとのところまで来てるのに・・・。惜しい!

児嶋:だから何が!?一人で先に行かないで(笑)

土田:オカルトって何ですか?

児嶋:はい??・・・オカルトの意味ですか??

土田:ええ。何でしょう

児嶋:それは土田さんが一番よくご存知のはずじゃ・・・

土田:私にはまったくわからない

児嶋:面倒くさいっす(笑)

土田:ははは(笑)

児嶋:え、なに。オカルトって言ったらダメなんですか?

土田:ダメですよねぇ

児嶋:なんで??

土田:そんな分類は必要ないんですよ。ね?オカルトとかデジタルとか、何なんですか一体。
麻雀においてツキの流れを見る、自分の状態の良し悪しを計る。こんなのは普通のことなんじゃないの?って、僕なんかは思うわけですよ

児嶋:なるほどね。でもそうならそうと言ってくださいよ(笑)

土田:これはプロアマ関係なく言えることなんですが・・・

児嶋:(聞いてないし!)

土田:そういったごく当たり前のことを「オカルト」と捉えれていることが、僕は麻雀をやる上での思考を正しくない方向に導いている気がしてならない。僕は彼らの(デジタル派の?)言うことの「常識」のほとんどが「非常識」だと思っています。そんなのは逆にオカルトじゃないの?って

児嶋:逆にオカルト(笑)面白い表現だな~

土田:やっぱり麻雀っていうのは、もっと自分たちのふだんの生活と照らし合わせて見ていかないとダメですよね

児嶋:マージャンと私生活が何か関係あるんですか?

土田:大ありですよね。僕はよく「位置エネルギー」という言い方をします。その日、もしくはその局における自分の「位置」ですね。
簡単な例でいえば「今はトップ目だから自分のツキの位置は上だろう」とか、また反対に「ラス目だからきっと下に沈んじゃってるんだろうな・・・」とか

児嶋:「上にいるか下にいるか」で打ち方を変えるんですね?

土田:さらにもうひとつあります。その位置から上がろうとしているのか、下がろうとしているのか。「ツキのベクトルの方向」を見定めないといけない

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※「位置エネルギー」のイメージ


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土田:麻雀はこの「位置エネルギー」に見合った打ち方をしないと外します。いつもず~っと同じ打ち方をしてちゃ通用しません。だってツキの量は一打一打ごとに上下してるんだから!

児嶋:(うんうん)

土田:ね?これは普通の話じゃないですかね~。僕はそんなにおかしなことを言ってますか?例えばふだんの生活だってそうでしょう。ちょっと風邪気味だなと思ったらおとなしくする。雨が降ったら傘をさす。なのに、こと麻雀になると急に変わるんです。雨が降ろうが風が吹こうがず~っと同じ装いで打ってる。僕にはこれがまったく理解できない

児嶋:あの・・・。土田さん怒ってます?

土田:というより戸惑ってますね

児嶋:なるほど・・・

土田:「ドラが3枚あるんだからこういうふうに手を作るのが普通でしょ?」みたいなことを平気で言うんですよ彼らは。
いーや!僕には全然普通に思えない。風邪ひいてるは雨降ってるはの状況で、よくまっすぐ行けるなと!

児嶋:(やっぱり怒ってんな)

土田:今の麻雀界、どうも伝わり方が間違ってる気がしますよね~。とくにネット麻雀の普及もあって、たくさんのデータをかき集めて「この打ち方が正しい」みたいなことを言われます。でも、人間と人間がぶつかり合う卓上においてはまったく意味をなさないことに早く気づいてほしい

児嶋:ちなみにそういうこと言うと、反対派の人からはどんなふうに返ってくるんですか?

土田:なに言ってんだこのオヤジはと

児嶋:ぷはははは!!(爆笑)

土田:ま~辛辣ですよね~(笑)

今回はここまで!
次回もまだまだ土田節が続きますよ~。
お楽しみに!!


<今回のゲスト:土田浩翔プロのマージャン戦術書>

こじもガッツリ読んでます(^_^;)

土田プロの本 児嶋も読んでます


「トイツ王国の王子様」こと土田浩翔プロ。誰もが認めるチートイツのスペシャリストです。「逆にピンフのことはなんにもわかりません・・・」とは本人談。何もそこまで言わなくても(笑)
麻雀が強くなれることはもちろん、読み物としても非常に面白い一冊です♪


↑「最強麻雀」と銘打たれていますが・・・そうなんです、最強なんです。なんであんな意味不明な打ち方で勝てるの?(失礼w)
「麻雀は人智を超えたゲームだ」と豪語する土田プロ。この人には一体何が見えているのか・・・?


実は子供のころからお父さんの影響で「ブー麻雀」に明け暮れたそうです。あの摩訶フシギな麻雀の原点は「チー・ポン」だった!
近年は赤入りの影響もあり、「鳴き仕掛け」の良し悪しが大きなウエイトを占めています。読むなら今。知っといて損はなし!