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涼崎プロに聞いちゃえ！（７）すずとん＠テレビ対局

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（前回のつづき）

児嶋：テレビ対局では何に気をつけていますか？

涼崎：見ている人をガッカリさせるようなことはしたくないですね。例えば手役無視で手なりで進めて愚形のリーチとか

児嶋：ほう

涼崎：トップ目でタンピン三色のイーシャンテン。そこからチーテンで１０００点をアガられても・・・なんか冷めちゃいません？

児嶋：（うんうん）

涼崎：見ている方の心理としてはやっぱりそうなんですよね。これが普段のタイトル戦だったらもちろん鳴きます。鳴いて、局をつぶしにいきます。でもテレビだとちょっと・・・

児嶋：抵抗があると

涼崎：そうですね～。やっぱり手役はぎりぎりまで追うようにはしています

児嶋：でもそういうサービス精神（？）が、勝負の面では不利になったりしませんか？

涼崎：そうなんです。そのへんのバランスが難しいですね。
あとは「オリるかいくか」の判断

児嶋：オリね！たしかにそこがいちばん悩むんじゃないかな～

涼崎：自分がテレビ見ててもそうなんですけど、簡単にオリられるとつまんなくなっちゃうんですよ。もちろんダメじゃないんですけど・・・なんか地味というか

児嶋：なるほど・・・。「魅せて勝つ」ってそーとー難しいでしょうね

涼崎：あと、視聴者の方の目線だと「アタリ牌」が全部わかってるじゃないですか。４人の手配が見えているので

児嶋：はいはい

涼崎：だから危険牌が危険に見えないんですよね。「なんで大丈夫なのにオリちゃうの？」って気持ちになりやすい

児嶋：思う思う。勝手だわ～俺ら（笑）

涼崎：いえいえ！私もテレビ見ててそうですもん。「なんだよ！いけよ！」みたいな（笑）

児嶋：でも・・・実際に押すのってコワイんでしょ？

涼崎：・・・・・はい

児嶋：間があった（笑）

（つづく）

＜涼崎いづみプロのブログ＞
【女流麻雀生活談】
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