麻雀プロ芸人!アンジャッシュ児嶋の負けない麻雀サイト“こじまーじゃん”
大物手こそ「手なり」で!
スタッフ(以下、スタ):児嶋さんってあんまり「手役」を狙わないですよねぇ
児嶋:そうかな?まぁルールにもよるけど。赤が入ってたり割れ目だったりすると手役よりもスピードの方が大事なときがあるから
スタ:でも手役を仕上げたときってツキが溜まった気になりません?
児嶋:ツキが溜まる?どういうこと?
スタ:例えば「鳴いてタンヤオ・ドラドラ」の3900点のアガリよりも、「メンゼンでイッツー」の2600点の方が感触としては良くないですか?
児嶋:わかんない。まったく
スタ:えー!!
児嶋:てか2600点よりも3900点の方がいいじゃん・・・。なに?鳴いてるからダメってこと?
スタ:ダメじゃないんですけど、他人の力を借りてないメンゼンで仕上げたときの方が「よしよしツキが回ってきた」みたいな気になりません?しかもイッツーっていうニ翻役もからんでる
児嶋:うーん・・・わかんないなーその感覚は
スタ:マジですか。同じ流れ論者なのに(笑)
児嶋:たぶん根本的な考え方が違うんじゃない?俺は手役よりもドラが集まってきた方が感触としてはいいからさ
スタ:手役よりもドラ?
児嶋:うん。手役って作るのが大変じゃん。サンショク、イッツー、チャンタ。ほぼ高め安めがあるし、鳴くと一気に安くなる
スタ:まぁたしかに・・・
児嶋:でもドラがあれば楽でしょ?満貫もカンタンに作れる。「役・役・ドラドラ」「ホンイツ・ドラドラ」「中・赤3」とかね。高め安めはない。しかも鳴いていい。スピードも打点力も落ちない。こういう「手軽に高い手を狙えるとき」の方が俺はツイてると捉えるけど
スタ:なるほど・・・
児嶋:大物手は手なりで作ろう!
スタ:・・・なんですか?(笑)
児嶋:でかい手をアガれるときってどう?逆にカンタンに仕上がらない?すんなりテンパイしてあっさりロンみたいな。ツイてるときは何かと手軽じゃん
スタ:手軽ですね。「自然と牌が寄ってくる」みたいな感覚
児嶋:そうそう。でも逆に無理やり手役を狙わなきゃいけない状況。例えばシャンテン数を損してでもイッツーを狙うとか、サンショクのために孤立牌をあえて浮かせ打つとか。そういう苦しい状況だとたとえアガれても「まだあんまりツイてないな~」って判断しちゃう
スタ:なるほど。大物手は無理やり狙うもんじゃない。手なりで作るものだと
児嶋:作るっていうか「自然にできる」みたいな感覚かな。いかにして楽にアガるかがテーマだから。こういう言うと語弊あるか?(笑)とにかく、手役なんか狙わなくてもいい状況に持っていくのが目標。手なりで無理せず勝てちゃうのがやっぱり最強じゃん
スタ:で、最初の質問に戻るんですが・・・そういうツイてる状況を作り出すために手役を狙ったりしませんか?
児嶋:だからその感覚はないって!(笑)
※今回はここまで!結局わかりあえず・・・(T_T)
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