麻雀プロ芸人!アンジャッシュ児嶋の負けない麻雀サイト“こじまーじゃん”
ルールによって打ち方を変えるべし!
※前回のつづき
児嶋:「赤入り」とか「割れ目」とか「東風」とか。ルールの違いによって打ち方って変えてる?
スタ:ん~。まぁ多少は変えますかね
児嶋:多少でしょ?ちゃんと変えた方がいいよ
スタ:なぜですか?
児嶋:(前回では)「赤を捨ててでもカタチ優先で最速リーチ」みたいなこと言ったけど、それは普段自分が打ってる麻雀に相応しいからやってるだけで、ルールが違うならまた打ち方も変えなきゃいけない
スタ:例えば・・・
児嶋:例えば、友達とやるセット麻雀。いつもどんなルールでやってる?
スタ:一発、裏ドラ、赤あり(メンゼンでチップ)の東南戦ですね
児嶋:よくあるよね。俺の場合だと「東風」もやるし、「割れ目」「ドラ2枚めくり」とか、とにかくドラが多いんだよ。だから赤もそんなに固執する意味がない。赤を捨ててロスした「一翻」も「チップ」も、他で稼げるからね
スタ:そうですね
児嶋:でも、「競技麻雀」だとそうはいかないでしょ?例えばMONDOプロリーグ。一発と裏があるにしろ、やっぱり手役を狙わないと厳しい。点棒が増えない。あと、たった1牌のドラの扱いもほんと丁寧にしないと大ダメージになっちゃう
スタ:一瞬たりとも気がぬけない感じですよね・・・
児嶋:でしょ?でも、自分たちが普段やってる麻雀はまた違うから。ドラが多いから。もっとスピードが必要になるし、「リーチで相手をおろして、ツモってチップ回収」が大きな武器になる
スタ:なるほど
児嶋:まぁ偉そうに言ってるけどね・・・これってもちろんみんな知ってるんだよ。当然わかってる。でも、「わかってるようでわかってない人」が意外に多いかもしれない
児嶋:今自分たちがやってる麻雀はドラが多いこと。すぐ満貫に届いちゃうこと。裏ドラがめくれること。それをちゃんと意識してやった方がいいと思う
スタ:意識しないと勝てませんか
児嶋:ていうか損をしちゃう。とくに「割れ目ルール」のときによく思うんだけど・・・。例えば、親がダブ東を鳴いてきたらほぼオリでいいからね
スタ:そうなんですか!?
児嶋:そうだよ。ダブ東だよ?「ホンイツ」「ドラ・赤」「ドラドラ」、これぜんぶ刺さったら24000だからね?
スタ:やばいですね・・・
児嶋:やばいなんてもんじゃない。トビだよトビ(笑)これがみんな意外にわかってなくない?いや、当然わかってるんだろうけど・・・でもそのわりには危機感が足りないっていうのかなぁ・・・
スタ:たしかに・・・。あるかもしれません
児嶋:「字牌のしぼり」もそうじゃん。テレビでプロが役牌しぼってると「おお~さすがだ~」って思うけど、でも自分たちの麻雀とはレベルが違うから。友達とのセットで、まわりの3人がなんにも場況を見てないのに、自分だけ字牌抱えてたって意味ないよ。スピードが遅れるだけ
スタ:苦労のわりに損をするという(笑)
児嶋:そう!だからちゃんとそのときそのときで「違う打ち方」をしないと。俺もプライベートでよくあるんだけど・・・例えば陣さん(陣内智則)とか、狩野英孝と麻雀やるとき。あの二人が卓に入ると、まぁ~場が荒れるから。めちゃめちゃになるからね!
スタ:そうなんですか(笑)
今回はここまで。
次回、こじのプライベート麻雀が明らかに!(^_^;)
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