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こじ✕スピードワゴン小沢(4) 配牌で満貫を見る
【麻雀芸人対談! スピードワゴン小沢一敬】
スタッフ:小沢さんは、配牌をもらった時点ではどんなことを考えているんですか?
小沢:この手はどうしたら満貫に届くだろう?・・・かな
児嶋:へぇー、まず満貫を見るんだ。打点なんだ
小沢:うん、満貫を基準にしてる。
じゃあ例えばさ・・・(牌を並べて)
こんな配牌をもらったら、児嶋さんなら何を切りますか??
児嶋:南か9索だね。
おざは??
小沢:5萬
児嶋:5萬!?
小沢:チャンタと三色を見る
児嶋:ほぉー。
・・・てか6索じゃないの??
小沢:6索は「678」の三色があるじゃん。
こんな感じでいつも満貫を意識して第一打を選ぶかな
児嶋:俺はとりあえずまっすぐに打ってリーチをかけたいなー。
まず手役をそんなに意識しないよね。
5萬か・・・・・いや、切れない
小沢:まぁもちろんいつもじゃないけど。
状態の良し悪しによっては1萬や9索かな
スタッフ:ちなみに児嶋さんは、配牌で何を考えるんですか?
児嶋:そうねぇ・・・
小沢:まずは「13枚あるかなぁ」でしょ?(笑)
児嶋:バカにすんじゃねーよ
小沢:いやいや!大事なことですよ??
児嶋:大事だけども!!
わりとテンパイが優先かな
小沢:(冷めて)えー
児嶋:いや、これは普段のルールが違うからだと思うよ?
俺の場合は一発・裏ドラ・赤アリだし、なんならドラも二枚めくりだったりするから。
でも競技ルールとかだと手役は狙う。点数足りないし
小沢:じゃあさっきの手からはピンフですか?
児嶋:そうね・・・ピンフかなー
児嶋:まず南や9索を切って、ちゃんとアガリをとって、それからじょじょに状態を上げていく・・・みたいな感じ?
先制はしたい
小沢:でもさ、強い人って後半に必ず手を作ってこない?
いくら先制しても後で追いつかれちゃう
児嶋:たしかに。
でも、まずはまっすぐに打ってみないと状態うんぬんもわからなくない??
小沢:なるほどね。そういう考えかー
小沢:話は変わるけど「デジタル」って呼ばれるプロの人たちいるじゃん。
あの人たちは流れを読む達人たちに通用するのかなぁ
児嶋:するでしょ。タイトルとか獲ってる人もいるし
小沢:状態を度外視してマージャンって打てますか?
児嶋:打てない。俺は
小沢:でしょ!?
児嶋:でも、プロの人たちと対談とかさせてもらって思ったのは、マージャンって理不尽なことが起きるじゃん。
セオリーどおりにちゃんと打ってるのに負けたり、逆にめちゃめちゃラッキーが続いて勝ったり・・・
小沢:あるねー。てかそれが楽しいんだもんね
児嶋:例えば将棋のプロには絶対に勝てないけど・・・
でも麻雀プロにはたまに勝てるじゃん。ツイてれば。
その「摩訶不思議な部分」をプロの人たちに教えてもらいたいなーって
小沢:(うんうん)
児嶋:テレビとか見てて、プロが流れを読んでバチッと当てると「かっこいい!」って思わない??麻雀ってわけがわからないことが起きる。その「わけわかんない部分」を解明してもらいたい。
無理なのかなぁ・・・
小沢:ほぉー。
つまり昨今のデジタル派に一石を投じてるわけですね??
児嶋:いや投じてない、投じてない!!(汗)
俺はそういうマージャンが好きだなって話ね!!
小沢:・・・・・・。
児嶋:いや黙るのずるいな!!
(つづく)
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