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【第10回女流モンド杯インタビュー】 天衣無縫!手役、手役、手役、手役!(二階堂瑠美プロ)
モンド麻雀プロリーグ 12/13シーズン
「第10回女流モンド杯」
今回のインタビューは
ご存知“ルミ姉”こと 二階堂瑠美プロです。
天衣無縫の異名をもつ無類の手役派!
「私は三色のためにマージャンをやっている」と公言するほどの三色好き。
アガることよりも手役。勝つことよりも手役。優勝することよりも手役。
手役!手役!手役!
なぜそんなに「手役づくり」にこだわるのか?
可憐かつチョー男前なルミ姉の高打点麻雀。
その真意を聞いてみました!
【女流モンド杯インタビュー。二階堂瑠美プロ】
スタッフ:瑠美プロにはぜひ「サンショク(三色同順)」のコツを教えていただきたいのですが・・・
瑠美:コツですかー。まずは「想像力」がなにより大事ですね。
例えばこんな牌姿になったら・・・
(例)
②②③③④⑤
瑠美:「ここから何を切りますか?」って聞かれたら「⑤を切ります」って答える人が多いと思うんですよ。
なぜなら②②③③④④のイーペーコーがあるんでね。
でも私は②を切ります。②を切って「サシゴ(③④⑤)」や「シゴロ(④⑤⑥)」のサンショクを見ます
②③③④⑤ → こっちに伸ばす!
瑠美:手役を狙う場合、これはサンショクに限らず言えることなんですが・・・
理想形を幅広くイメージする必要があります。
「この牌が来たらこっちの役が狙えるな」とか「このツモの流れならこんな役を作れる可能性もあるじゃん」みたいな
スタ:配牌をもらった時点でイメージするのですか?
瑠美:配牌もそうですし、その後のツモの流れによって。
マージャンって、あるていど数をこなせば牌の伸び方を覚えるんですね。
で、そこから想像力を働かせると。
「(配牌で)想像して、(ツモの流れで)創造する」みたいな感じ
スタ:なるほど!
瑠美:あとはまぁ・・・貫き通す信念かな
スタ:信念??
瑠美:ふふふ(笑)
麻雀は4人でやるゲームなので、どうしても柔軟な対応が求められることが多いんです。
でも、折れない。「絶対に三色をつくるぞ!」という強固な信念のもと
わたくしなどは打っておりますけども (ΦωΦ)
(お。いいじゃないか、いいじゃないか)
スタ:サンショクを狙っていて、たまに安めの牌が来たりすると、瑠美プロはノータイムでツモ切りしちゃいますよね
瑠美:切りますねー。「ごめん、君じゃないよ」って
スタ:どうしてあんなになんの迷いもなく切れるんですか?
瑠美:いや逆にどうして切れないのぉ??
スタ:え?(笑)
瑠美:サンショクを作るって言ってるじゃないですか。安めはいらん。切っちゃえ切っちゃえ
スタ:ははっ(笑)
ちなみに瑠美プロのように、好きな手役があることをはイイことですか?
瑠美:イイことですよ。少なくとも私の中では。
これを説明するには「なんでマージャンを打つのか?」ってところに立ち戻らなきゃいけないんですけど・・・
スタ:なぜ麻雀を打つのか?
瑠美:はい。好きなことがひとつ増えるということは、つまりそのぶんマージャンをさらに好きになるってことじゃないですか。だからイイことだと思うんです、好きな手役があることは
スタ:なるほど・・・。テレビ対局の瑠美プロはいつも楽しそうに打たれてますものね
瑠美:実際楽しいですからね(笑)
私たち麻雀プロがテレビで打たせてもらうのは、麻雀の楽しさを世間に広めるためだと思うんです。だから「楽しみ方の見本」になれたらいいなって
(対局前はとても和気あいあいとした雰囲気でした☆)
瑠美:でも楽しさっていろいろな種類があるじゃないですか。
だから、たとえば男子プロの場合はテンパイやノーテンだけで順位がひっくり返るような渋く厳しい闘いを見せてもらって、
私たち女流は打点の高さとか、リーチ合戦とか、派手な争いを見てもらいたい
スタ:そのためにも手役を狙って、ファンの皆さんに喜んでもらおうと
瑠美:うん、てかもともと好きなだけなんですけどね(笑)
麻雀にはこんな楽しみ方もあるし、逆にこんな面白味もあるんだよ!
みたいにいろんなバリエーションを提供できたら理想ですね。
あとは華麗さ?
スタ:華麗さ
瑠美:ええ、女流なんでね。いちお(ΦωΦ)
(つづく)
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