麻雀プロ芸人!アンジャッシュ児嶋の負けない麻雀サイト“こじまーじゃん”
MONDOTV・麻雀アニメのアテレコ現場に潜入!(3)
さぁお待たせしました!
最終回を飾るのはもちろんこの人。「伝説の老剣士」を演じられた小島武夫プロの登場です!
スタ:アニメの声優は初めてですか?
小島:そうだね。KONAMIさんのゲームとかで麻雀のセリフを言ったことはたくさんあるけど、アニメはないなぁ
スタ:印象に残ったセリフはありますか?
小島:僕が(伝説の老剣士が)、おねぇちゃんたちに囲まれて高笑いするシーンがあるんだけどね、そこにちょっと力が入ったかな。あそこは大声で笑わないといけないんだけど、ひとくちに笑うといってもさ、最初に「あ」から入って「あっはっはっ」と笑うのか、「が」から入って「がっはっはっ」と笑うのか、いろいろ迷ったよね(笑)
スタ:たしかに・・・「笑い声」というのは演じるのが難しそうですね
(隣りにいた黒木プロ:まぁ本物のおねぇちゃんたちをここに呼べば、先生はすぐにでも笑えたんですけど)
小島:はっはっはっ!まぁそうだよな。そりゃ自然に高笑いだ(笑)
スタ:(笑)
スタ:「伝説の老剣士」という役柄には、どんな感想を持ちましたか?
小島:うん、僕によく合ってるでしょ。なるほどと思ったよ。あとさ、この絵がいいなと思って。どことなく白土三平さんの絵に似てて渋いよね
(※白土三平:漫画家。忍者を扱った作品で人気を博した。代表作は「サスケ」「カムイ伝」など)
スタ:「麻雀=戦国時代」という設定もカッコイイですよね
小島:なかなか上手い考え方だよな
スタ:ちなみに小島プロの好きな戦国武将は誰ですか?
小島:う~ん、誰かなぁ。僕は戦国時代にはそんなに興味がないんだけど・・・
スタ:時代劇とかもご覧にはなりませんか?
小島:映画の「座頭市」は好きでよく見たよ。勝新太郎さんの殺陣がかっこいいじゃない。あの人は独特な立ち回りと剣さばきを見せてくれるから好きだった
スタ:今回の「伝説の老剣士」も、敵をばったばったと斬り伏せるシーンがあるそうで・・・
小島:そうそう。だからそこはちょっと座頭市に似てるから嬉しかったんだよな。「九蓮宝燈(チューレンポウトウ)ってセリフもなかなか決まったんじゃない?(笑)
※アニメの中で伝説の老剣士が使う必殺技。それが九蓮宝燈です。←小島プロにぴったりすぎる!!(^_^;)
スタ:では最後に・・・これから麻雀を始めようとする人たちに「麻雀を長く楽しむコツ」を教えてください
小島:それは「チー・ポン」を簡単にしないことだよ。逆にメンゼンで構えてると、つまり13枚の牌が手にあるとさ、どんな状況にも柔軟に対応できるんだよ。でも鳴いて手牌を短くしちゃうと、牌の伸びも望めないし、手詰まりの恐れもあるし、麻雀が小さくなってしまう
スタ:つまり強くはなれないと・・・
小島:いや、これは勝てる勝てない以前の問題かもしれないよ。麻雀そのものがつまらなくなっちゃうんだよね、そういう悪い癖がつくと。伸び伸び打てなくなるからさ。だから、麻雀を上手くなりたい、楽しみたいと思うなら、できるだけ「チー・ポン」はしないこと。メンゼンで手役を狙うこと
スタ:具体的にはどうすれば鳴かずに麻雀ができるのですか?
小島:まず「想像力」が大事よ。配牌をもらって「さぁこの手をこの先どう仕上げていくのか?」って考えながら打つのが麻雀なんだよ。例えばチートイツっぽい手になったと。そしたらそこから「チートイツ」→「三暗刻」→「四暗刻」と、こういう「手の伸び」を見て打つのが麻雀。そして、それを楽しむのが麻雀だよ。チー・ポンするとそれができなくなるからね
小島:だからアンジャッシュの児嶋くんもあんまり鳴いちゃダメよ?
スタ:は、はい!伝えておきます!(汗)
小島:まぁ今の彼のまわりのレベルだと、もしかしたらそれで通用してるのかもしれないけどさ・・・でも、もう少しレベルが上がるとたぶん難しいと思うよ
スタ:「もうひとつ上の段階へいくにはもっと手役を狙わないと」・・・でしょうか?
小島:だと思うけどね。とにかくね、僕がなんでこんなうるさく言うかというと、「つまらない麻雀」を打ってほしくないだけなのよ。麻雀は楽しいものだから。小さくならず、メンゼン思考で大きな手を狙ってほしい。・・・あと、これだけは言っておくけど、「鳴き麻雀」で天下をとった奴はいないから
【簡単にチー・ポンしない】
【メンゼンで手の伸びを見る】
【つまらない麻雀はやめよう】
ミスター麻雀の金言でございますφ(。_。*) メモメモ
小島先生、どうもありがとうございました!!
※MONDOTVが手がける戦国麻雀アニメーションは、12月末より「MONDOTVチャンネル内」もしくは「同ウェブサイト」にて配信予定です。ぜひチェックしてください♪
youtube動画はコチラ
「4人の真剣勝負」編
「伝説の老剣士:小島武夫」編
「虚無僧:荒正義」編
「くノ一:二階堂亜樹」編
「最強剣士:滝沢和典」編