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潜入!麻雀リポート①「Maru-Jan」のリアルさへの追求が異常すぎる!w
「潜入!麻雀リポート」
今回は、大人気オンライン麻雀ゲーム「Maru-Jan」の裏側に潜入!
・Maru-Janのおもしろさの秘密はどこにあるのか?
・Maru-Janスタッフは普段、麻雀ばかりしているのか?
・お問い合わせで最も多いクレームはなんと○○!
・もう思い出したくない!やっちゃった失敗企画を暴露! …などなど
Maru-Janの会社に潜入し、社長さんにズバッと聞いちゃいました!!
<経歴>
栢孝文(かや・たかふみ)社長。
大学卒業後、株式会社セガに入社、
ドリームキャスト用のオンラインゲームや
ゲームボーイアドバンスのゲームを作った後、
ソニーコンピュータエンタテインメントに移って
ゲーム作りという根っからのゲーム屋。
シグナルトークを設立し、今年で10年目。
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究極の麻雀ゲーム「Maru-Jan」はリアルさを追求されたということなのですが、それは牌の美しさだけではないんですよね?
栢:みなさん全自動卓で麻雀を打つと思うのですが、
デジタル上の麻雀の乱数と、実際に麻雀を打ったときの牌のかたより、
運のかたよりの差が激しいなぁと思っていました。
確率的に言えば、4人で打っていけば拮抗してくるはずなのに、
ある人が勝ち始めると、途端にその人にドラが集まり三色が集まり
染め手ができる、挙げ句の果てにリーチ一発つもって裏が3つ乗るみたいな…。
こういうことがなぜ起きるんだろう?とずっと興味があったんです。
で、自分で麻雀をデジタルで作ってやってみたら全然おもしろくなかった(笑)
バラバラの配牌が来て、がんばってもチートイぐらいしかあがれない。
三色とか一気通貫とか出る感じがしない。
じゃあ一度、全自動卓の中で何が起きているのか調べようということで、
全自動卓を買ってきました。
で、牌の混ざり具合を調べるために、
「東1」「東2」「東3」「東4」とすべての牌に番号を振りました。
ええっ!?すごい・・・
落として混ぜて麻雀して…と何度も何度もやって
混ざり具合を調べたところ、どういう風に牌がかたよるかがようやくわかりました。
そんなことまでやったんですか!
そのアルゴリズムをプログラムの中に入れてやったら
かなりおもしろくなったんです!
配牌でいきなり中が3枚あるとか、3色のイーシャンテンになるみたいに。
これは、誰かが前々局に三色を狙っていた人があがれなかったのが、
一部だけ固まって残ったりしているんですね。
従来の麻雀ゲームはツキの再現を“やらせ”でやっていた。
とあるところにが来るようになっていれば
キレイにそろったように見える。
でもそれは麻雀好きにとっては余計なお世話。
来るか来ないかがおもしろいのに、来るとわかっていたらおもしろくない。
見た目の美しさだけではなく仕組みを解明するのにものすごく時間をかけたんです。ゲームのおもしろさっていうのは、そういうところに出ます。
例えば、「グランツーリスモ」もタイヤの摩擦まで計算して作っています。
そんなの誰も見ていないよというところへのこだわりが車の挙動のリアリティにつながっていく。麻雀でもそういうところがあるんですね。
究極の麻雀ゲーム「Maru-Jan」 |
さすが究極の麻雀ゲーム!参りました m(_ _)m 「そこまでやるか!」という異常なほどのこだわり。それが麻雀のおもしろさを引き出すことにつながったんですね!
⇒ 続いては・・・え、どういうこと?「Maru-Janは、オカルト麻雀対応らしい」です!