麻雀プロ芸人！アンジャッシュ児嶋の負けない麻雀サイト“こじまーじゃん”

土田プロに聞いちゃえ！（７）特別開講ツッチーアカデミー vol.１

秋葉原「雀友倶楽部」にて開催されている
土田浩翔プロの麻雀アカデミー。
http://www.mahjong-club.net/janyu/academy/index.html

今回は特別にマンツーマンで受講させていただきました！(^_^)v

土田：まずは「捨て牌読み」からいきましょうか

児嶋：はい。なんかドキドキしてきました・・・

土田：ちなみに問題はすべて私が実際にアカデミーで使用しているテキストの一部です

次の捨て牌を見てどんな手役を狙っているのか考えてみてください。（○印はツモ切り牌、牌の下の数字は場に出ている枚数で、無印は生牌です。）※すべて東場の親の捨て牌で、ドラは伍萬です。

土田：さて、相手はなんの手役を狙っているでしょう？

 

 
（みなさんも考えてみてください！）
 
 

 

 

 
児嶋：タンヤオと・・・ピンフですか？

土田：そうですね。これはタンピン系の捨て牌。見分けるポイントは「一九字牌が先に出てきて、のちに役牌・数牌の２や８という順番」
次はどうでしょう？

 

 
（みなさんも考えてみてください！）
 
 
 

 

 
児嶋：うーん・・・索子のホンイツ？

土田：そう。いわゆる「一色系」の捨て牌ですね。あまり考えすぎないで大丈夫ですよ？（笑）素直にいきましょうね

児嶋：なんか緊張するんです（笑）

土田：これはどうですか？

 

 
（みなさんも考えてみてください！）
 
 
 

 

 
児嶋：え！？なにこれ・・・。チートイツか・・・チャンタ？

土田：なるほど。でもチートイツの場合だと、３と７がまったく出ていないのがちょっとおかしいんです

児嶋：そうなんですか？

土田：じゃあもし自分がチートイツを作っていたとしましょう。３と７の牌が来たらどうですか？残しますか？

児嶋：残しません。まぁ８や９ならまだ残すけど・・・

土田：ですよね？３と７は待ちとしてもよくない。しかも終盤になれば危険牌にもなる。だからチートイツを作っているときは比較的早めに３と７は手放すものです

児嶋：なるほど

土田：でもこの捨て牌には１枚も出ていません。さらによく見ると「３から下」そして「７から上」がほぼ出ていない。つまり使っている可能性が高いということです。よって「チャンタ」もしくは「ジュンチャン」という推理が正しいでしょう

児嶋：へー！そんなふうに考えるんですね・・・

土田：さらに「１枚切れの北」のあとに「８筒」が出てきています。チートイならやはり北が後でしょう。つまりチャンタ系が濃厚と

児嶋：そっか・・・そうですよね！なるほどなー
（こじ、かなり真剣！）

土田：次はどうでしょう？

 

 
（みなさんも考えてみてください！）
 
 
 

 

 
児嶋：これがチートイツだ

土田：そうですね。ポイントは１索。この巡目で出てくるのはあまりにも不自然です。第一打が２索ですからね。ここまで持ち続けた相手の意図を考えることが大切です。
・・・次は？

 

 

 
 
（みなさんも考えてみてください！）
 
 
 
 
 
児嶋：・・・コクシですか？

土田：そう、国士無双。振ったら終わりですからね。ちゃんと見ておきましょうね。
・・・児嶋さん、５問中４問正解です。できるじゃないですか

児嶋：いやーめっちゃ緊張しますねこれ！・・・休憩します？（笑）

土田：じゃあ次のテーマいきましょうか（笑）

児嶋：えー！

今回はここまで。
次回は捨て牌読みにおける「キケン察知能力」を勉強します。
お楽しみに！

＜ノーレート競技麻雀サロン「雀友倶楽部」＠秋葉原＞
土田浩翔プロの麻雀アカデミー。
http://www.mahjong-club.net/janyu/academy/index.html

＜今回のゲスト：土田浩翔プロのマージャン戦術書＞
こじもガッツリ読んでます(^_^;)

「トイツ王国の王子様」こと土田浩翔プロ。誰もが認めるチートイツのスペシャリストです。「逆にピンフのことはなんにもわかりません・・・」とは本人談。何もそこまで言わなくても（笑）
麻雀が強くなれることはもちろん、読み物としても非常に面白い一冊です♪

↑「最強麻雀」と銘打たれていますが・・・そうなんです、最強なんです。なんであんな意味不明な打ち方で勝てるの？（失礼w）
「麻雀は人智を超えたゲームだ」と豪語する土田プロ。この人には一体何が見えているのか・・・？

実は子供のころからお父さんの影響で「ブー麻雀」に明け暮れたそうです。あの摩訶フシギな麻雀の原点は「チー・ポン」だった！
近年は赤入りの影響もあり、「鳴き仕掛け」の良し悪しが大きなウエイトを占めています。読むなら今。知っといて損はなし！